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1:使用温度による分類
1.常温容器用鋼:Q245R、Q345Rなど、-20℃~350℃の環境に適しています。(Rは圧力容器専用です。)
2. 低温容器用鋼:-20℃以下の環境(例:-40℃、-60℃)で使用され、非常に低い冷間脆性遷移温度が要求される鋼種。例:16MnDR、09MnNiDRなど(「D」は低温を表します)。
3. 高温容器用鋼:350℃以上の温度に適しており、高温クリープや酸化に対する耐性が必要です。例:15CrMoR、12Cr1MoVRなど。(耐熱性を高めるためにクロムやモリブデンなどの合金元素が含まれています。)
2:強度レベルによる分類
1. 低強度容器用鋼:降伏強度が300MPa未満、例:Q245R。
2. 中強度容器鋼:降伏強度300~400MPa、例えばQ345R、16MnR(旧グレード)。
3.高強度容器鋼:Q420R、Q460Rなど、降伏強度が400MPa以上。大型高圧容器の軽量化に適しています。
3:耐食性による分類
1. 普通容器用鋼材:強い腐食性媒体のない環境に適しています。
2. 耐食容器鋼:クロム、ニッケル、モリブデンなどの元素が添加された0Cr18Ni9(ステンレス鋼)や2205二相鋼など、酸、アルカリ、海水などの腐食性環境で使用されます。